オーケストラ ダヴァーイ 第3回演奏会(演奏編)
※ 軽い気持ちで書き始めたのですが、結構な長文になりました。
さて舞台裏で、トロンボーンがブラ1を始めたので乗って みようとして秘書に止められてりしていたら、開演の時間に。 入る前に客席を見ると、1階席の前の方はわりとスカスカ だった。800位ですかねえ・・・なんて代表と話してたんだけど、 終演後聴いたところにいると1,100超えていたそうな。 ご来場ありがとうございます。 やはりシビックはそれなりにキャパがあるホールだってことと、 たぶんリピーターは前の方には絶対に座らないからだろうな。 さて、プロコフィエフ。 意外にも1発目のなんでもない音をtuttiで外し続けていたので、 少し怖かったのだが、無難に出る。後ろのことも考え、とにかく 脱力することを考えて吹いた。 全体的に無難な感じだったとは思うが、悔やまれるのが2箇所。 ・ 1楽章のソロ裏の刻みで数を間違えて1カ所落ち。 ・ 3楽章のソロは、休みの間にテンポ感を喪失してしまい、 たぶん遅くなってしまったので、焦ってスラーに少し雑音が。 3楽章のソロと同じ主題が帰還するところは、少しだけいつもより 息を乗っけてみた。オーケストラ全体も、何ていうか”大人”みたい な感じの纏まった演奏ができたと思う。 そして鳴りやまない拍手の中、ソリスト・アンコール。 唸り声パートも投入し、南米系の、土のにおいのする曲だった。 はじめて聞く曲だったが、繰り返し同じ旋律が出てくるものを 10分近く(体感)演奏されていたので、何かやっている間に降りて 来てしまって、止まれなくなったのではないかと少し心配した。 ネイティブロシア人のたどたどしい日本語影アナにややウケしつつ 20分間の休憩。 ショスタコービッチの交響曲8番。 自分の中の音楽の神様が久しぶりに降りてきました。 まさかショスタコ演奏して降りてくるとは、露程も思ってなかったので びっくりした。指揮者の森口先生は、1楽章の最初からすごい形相で また最初の3分間くらいの弦楽器は、音程や音量といった音の うねりのようなものが、今までの練習で聴いたことないくらい合ってて、 次々と加わってくる管楽器群も音楽の中にそのまま入って行って・・・ と、前半戦で気分的にかなり盛り上がってしまい。 「温存」というテーマはどこかに行ってしまい、かなり吹きまくってしまった。 唇も結構良い調子だったので、 ( これはいけるかも・・・ )と思って迎えた難所の部分。 取り決めでは基本的に低い(といってもHi Cあたり)のところは、 休んで Hi E♭、Hi Eあたりを主に担当することになっていたのだけど、 気分よくそのまま吹いてしまったのが判断ミス。 1回目の駆け上がりまでは問題なし。 2回目のパッセージも大丈夫。Hi Eもあたったけど・・・あれ・・・ガス欠。 ということで、肝心な場所でホルンの音が痩せたのは全面的に ぼくのせいです。すいませんでした。 ぼくの中では、自分で自分の神様を追い払った感じになってしまいましたが、 オーケストラ全体は切れることなく進行し(当り前か)、 大音量の嘆きがいずこかへ消え去った後の、コーラングレも・・・ 多分好みで分かれるんだろうけど・・・気合いが乗ったいいソロだったと思うし、 最後のミュートのトランペットも超完璧だったし、 ステージ上でも息ができないような苦しさの中終了。 それが正しいかはまるでわからないけれども、個人的な解釈では 1楽章は嘆き、2楽章が開戦、3楽章が戦闘、4楽章が焼け野原で 5楽章はそこに変わることなく陽が沈むとか、そんな感じ。 んで、非常にこの苦しさ、辛さがよく表現できていたのではないかと。 2楽章3楽章はわりと機械的な音楽なので、機械的に進行。 4楽章にはソロ。最後は少し目を瞑ってしまった。 映ってたらやだな。 自分のソロは置いといて、その後のクラソロとかも良かった。 5楽章。何かオケ全体に集中力が少し切れていた気がする。 この長さで全員が集中を維持するのは厳しいのかもしれない。 ぼくもぼくで、本来首席奏者なので悪い流れが自分のところに来たら、 止めるのが仕事なのだが、一緒に動揺してソロをへくってしまった。 でも、この演奏会シーズン、ぼくの中でこの曲のテーマと化していた バスクラソロは良かったと思うし、最後の弦楽器&フルートも美しかった。 という訳で、初ショスタコシンフォニーはどうなる事かと思ったんだけど、 結構楽しく・・・はなかったな・・・なんて言うか良い経験になった。 次回はもう少し、わかりやすいレニングラード。 8番を演奏したおかげで、7番を世紀の駄作だというショスタキストが 多い理由も何となくわかったし。 その前にチャイコフスキー。 こっちも浅いといえば、浅いかな? ま、ぼくは「音楽なんて、それ以上でもそれ以下でもないんだから。」 と思うのだけれども。 音楽は音楽以外の何も表現しない ストラヴィンスキー これわきいてみたい。 くればよかったのに。 このトラックバック先のブログ見てみ。 (そこまでは上手くなかったとは思うが) TB先みた。すげーな。
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